どのような生活をおくるか
包茎手術が成功におわるかどうかは、手術中だけの問題ではなく、術後、どのように生活するかが重要になってきます。
手術が終わったあとに、担当医師から伝えられる注意点をしっかりと守り、自分の勝手な判断で、無茶をしないようにすることが大事です。
術後、少なくとも一週間は、縫い合わせたばかりの傷口を衝撃から守るために、安静を心掛けます。
ジョギングや激しいスポーツをしたくても、この時だけはがまんしましょう。
全身麻酔をしたのでなければ、自動車はその日のうちから乗れますが、自転車やバイクには、まだ乗れません。
患部に圧力がかかるからです。
また、手術当日から三日間は、禁酒です。
術後、包皮がなくなったことで、排尿時の感じが今までと変わることがあります。
包帯を巻いていることもあり、尿が飛び散ってしまいがちですが、一週間くらいでまっすぐ排尿できるようになるので、あまり神経質にならなくても大丈夫です。
それまでは、もし自宅の便器が洋式なら、座って排尿するといいでしょう。
術後一週間くらいは、傷口から少々血がにじんだり、ペニスが腫れたり、色がところどころ変色していたりすることもありますが、たいてい一時的なもので、自然に治るので心配ありません。
もし、心配なことがあれば、迷わず医師に連絡して、症状を伝えましょう。
また、できれば、手術前と手術後の経過をデジカメなどで撮影しておくと、あとで何かあったときに資料として役立ちます。