包茎手術を受けた術後の注意
包茎は、多くの男性のコンプレックスの原因となっており、手術を受ける男性は、年齢的にも若い人が多いようです。
自分の手で包皮をむいて移動させることで、亀頭を出すことができる仮性包茎であれば、成長とともに解決する可能性が高いので、若いうちに急いで手術することはありません。
しかし、陰茎が完全に包皮で包まれてしまっている真性陰茎や、カントン陰茎の場合、日常生活のいろいろな面で支障をきたすので、包茎手術を選択するのが普通です。
どんな手術にも共通することですが、包茎手術の場合も、術後のお風呂は禁止です。
患部が濡れると、せっかく縫い合わせた箇所の接合部が弱くなり、傷あとにばい菌が侵入してしまうことがあるからです。
夏の暑い時期、汗で蒸れて辛いときは、通気性の良い素材の下着をつけて、清潔なタオルで患部を拭うといいでしょう。
患部を雑菌から守るために、できれば、手術は、涼しい時期に受けるのがおすすめです。
日常生活において、性行為や自慰行為は厳禁です。
手術部位を刺激し、通常以上の出血をまねき、炎症が起きれば、包茎手術は成功していても、新たな障害が生じるでしょう。
また、誤って、股間をぶつけないように気をつけてください。
手術が成功すれば、長年のコンプレックスから解放され、明るい気持ちで生活できるようになります。
いったん受けることを決意したら、それ以上は深く悩まず、心と身体の準備を整えて、手術にのぞむようにしましょう。